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2009年10月4日
■中川昭一元財務相が死亡、死因は不明

中川昭一元財務相

4日午前8時15分ごろ、自民党の中川昭一元財務相(56)が東京都世田谷区下馬の自宅2階にある書斎兼寝室のベッドでうつぶせの状態で死亡しているのが発見された。 死因は不明だが、遺書などは無く目立った外傷などもないため警視庁世田谷署は事件や自殺の可能性は低いとみて調べている。

警視庁によると、4日午前8時15分ごろ、中川昭一氏が起きてこないため不審に思った妻の郁子夫人が様子を見に行ったところ、うつぶせの状態でベットにぐったりしている中川氏を発見。午前8時20分ごろ、119番通報したが、到着した救急隊員が死亡を確認した。死亡推定時刻は検視を始めた午前10時40分ごろから半日ぐらい前としている。また、室内に荒らされたような形跡はなく、中川氏はポロシャツに短パン姿だった。郁子夫人が3日午後9時すぎにベッドで寝ている中川氏を見た際には呼吸をしていたよいう。中川氏は郁子夫人と息子、娘の4人暮らしで、当時、息子と娘は外出していた。

中川氏は昭和58年に初当選して以来、衆院議員を8期務め、農水相、経産相、自民党政調会長などを歴任してきたが、今年2月にローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後、もうろうとした状態で記者会見を行った責任を取り財務金融相を辞任。8月の衆院選では落選していた。

麻生太郎前首相は、「非常に大きなショックを受けている。自民党の再建に向けて、次の世代を担う大事な人材だった。衆議院選挙の結果を厳粛に受け止めて、再起を期すことを期待していた矢先だった。麻生政権では、財務・金融担当大臣として、世界の金融危機への対応に卓越した力を発揮して、内閣を支えていただいた。今は、言葉にならない位にショックを受けており、慎んでお悔やみ申し上げます」と、中川昭一氏の死去に関してコメントを発表した。

中川昭一(なかがわ・しょういち)
1953年7月19日生まれ。元農林水産大臣の故・中川一郎氏の長男。東大卒業後、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)に勤務したが、1983年1月に一郎氏が札幌市内のホテルで自殺し、同年12月の衆院選に立候補、初当選。8期連続当選し自民党政調会長、農林水産大臣、経済産業大臣、財務大臣、内閣府特命担当大臣などを歴任した。





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